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横須賀市で計5回塗りの屋根断熱塗装

横須賀市久里浜での屋根塗装工事の事例です。

現場は築13、4年のコロニアル屋根にサイディング外壁の戸建て住宅。今回がはじめての塗装ということです。

屋根の高圧洗浄

塗装の前にはまず、高圧洗浄をして屋根に付着したコケや藻、汚れを取り除いていきます。そのままでは塗料の密着性に影響が出てしまうので、しっかり洗い落とします。屋根は傾斜の急なところがあったので、屋根上にも足場を設置。

 

屋根鉄部のケレン

屋根鉄部の下塗り後

屋根断熱下塗り

屋根の鉄部は研磨をして塗料の食い付きを向上させます。その後、サビ止め効果のあるパーフェクトプライマーで下塗り。今回は断熱塗料のキルコートで塗替えをするので、屋根材には下塗りから専用のシーラーを使用します。下地と塗料の密着力を高めて、剥がれにくい塗膜に仕上げるためたっぷり塗ります。

 

屋根断熱中塗り1回目

次に主材で中塗りの1回目。キルコートは中塗り2回、上塗り2回の計5回塗りになります。ここでは、中空ビーズという断熱材がびっしりと含まれた主材を、ムラなく塗り広げます。

 

屋根断熱中塗り2回目

そして中塗り2回目。1回目の時点では少し屋根材の透けが見えていた所も、2回塗ることで厚みのある真っ白な塗膜に仕上がりました。

 

屋根断熱上塗り1回目

いよいよ屋根塗装も終盤、遮熱トップで上塗りの1回目です。この材料で、お客様のお好みの色に仕上げつつ、太陽熱の反射効果があるので、屋根温度を抑制する働きがあります。

 

屋根断熱上塗り2回目

さらに上塗り2回目。雨押さえや雪止め金具のような細部は先に塗り込んでから、全体に塗布してムラのない均等な塗膜に。

 

カッターで屋根縁切り

最後に屋根材の重なりに縁切りし、タスペーサーという部材を差し込みました。こうすることで、屋根材に隙間が空いた状態が保たれて雨漏りの予防になります。

メーカー基準の施工で、夏は涼しく冬は暖かな室内環境に貢献する屋根塗装に仕上がったと思います。

断熱塗装の工事事例